2017-03-23 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
これは、キージンガー内閣、大連立内閣でありますが、大連立であったからこそできたというところがありますが、それに先立つ十年ほどの間、今、斉藤委員が御指摘のように、長い間の議論がありました。 当初は、ワイマール憲法四十八条のような、政府に緊急政令を言ってみれば包括委任するような、そんなことも考えられていたようでありますけれども、御指摘のように、議会からこれは非常に嫌われたという面があります。
これは、キージンガー内閣、大連立内閣でありますが、大連立であったからこそできたというところがありますが、それに先立つ十年ほどの間、今、斉藤委員が御指摘のように、長い間の議論がありました。 当初は、ワイマール憲法四十八条のような、政府に緊急政令を言ってみれば包括委任するような、そんなことも考えられていたようでありますけれども、御指摘のように、議会からこれは非常に嫌われたという面があります。
ドイツで一九六九年に第一次大連立内閣ができました、キージンガー内閣でございますが、この第一次大連立内閣でやったことは緊急事態法の制定、多くの憲法改正を含む緊急事態法の制定でございました。
この点について言うと、実は、西ドイツのキージンガー内閣で、一九六七年、昭和四十二年に有事基本法というものを提案いたしておりますけれども、その提案理由の中の一つに、有事に備える態勢を整備することは平和を追求する政策と矛盾しない、こういうふうにキージンガー内閣では言っておったわけであります。この点について、小泉首相のお考えはどんなものでしょうか。
たとえば、これは国がどういう政策を立てるかによるのだけれども、西ドイツのマルクの二回目の切り上げのときではありませんけれども、フランスのポンピドー大統領が西ドイツのキージンガー総理に、フランを九%切り下げるからマルクを七%切り上げてくれないかと言った。キージンガーがかんかんにおこって、西ドイツ国民が苦心をしてここまで来ているのにそう簡単に乗れる話じゃない。
これは西ドイツが二回目のマルクの切り上げをやったときの例じゃありませんが、ポンピドーフランス大統領が、フランスのほうは一一%切り下げるからキージンガーさん、西ドイツの総理、何とかあなたマルクを九%切り上げてくれと言った。保守党の総裁であり総理のキージンガー氏が閣内にはかった。連立内閣だから、社会民主党のブラントさんが外務大臣。
○田中説明員 政府と財界がぐるになってこのことをやったというのですが、政府は具体的にどうすればぐるになってもうけるのか、私は見当がつかないのですが、政府と財界がぐるになってこういう問題をやったということはございませんし、それからもう一つ為替の問題でございますが、基本的には、たとえばドイツが一九六九年の八月にマルクの切り上げをやったときに、キージンガー首相は永久にそういうことはしないと言った口の裏からそういうことをやっておるし
たとえば西独におきましては、エアハルトが退陣してキージンガーとブラントの連立政権ができましたときに、これは相当整理をいたしたはずであります。
私、さきに外務委員会で、先般来日しました西独のキージンガー首相が立つ前に、日本に来て総理並びに他の閣僚と会談される一つの大きな目的として、この核防条約に対する両国の共通した立場を照らし合って、どのような条件をつけるかという話し合いをするであろうと聞きましたが、外務大臣のお答えでは、そういった話し合いは内容としてなかったように聞きましたが、いずれにしても、私は、この条約の受け入れ方によっては、日本が持
そういう点も考慮してのことだと思うのですが、キージンガー首相は、さっき私が申しましたように、別に条文を直すまでの自分たちのいわれはないが、その運用にあたってのいろいろな不利にならないような保証を求めたいというような意味のことを言われておったと思うのです。私どもも、そういう点については今後十分配意していかなければならないと思うのです。
いまキージンガー首相のお話がありましたが、外務大臣の言われますとおり、直接この問題の話はなかったようですけれども、あのあとの新聞記者会見で、キージンガー首相の言っているところによりますると、自分たちはこの条約の条文を直してもらおうということまでは考えないけれども、この適用に際して、いま私の申し上げましたようなことも言っているのだと思うのですが、適用にあたっていろいろ考えなければならぬ問題があるということは
○石原慎太郎君 いろいろお尋ねしたいのでございますけれども、時間の制約がございますので、骨子になります沖繩返還問題の前に一つだけ御質問させていただきまして、なお時間がございましたら、いろいろお聞きしたいと思いますが、先般、西ドイツの大統領キージンガー氏が訪日されました。
○国務大臣(愛知揆一君) キージンガー氏が来日されて佐藤総理と会談をされたわけですが、そのあとの共同コミュニケに核防条約のことが出ておりませんわけです。出ておりませんので、たとえばソ連そのほかの国々で、それだけにいろいろの揣摩憶測が行なわれたようでありますけれども、実はコミュニケにも出ていないように、時間的にも――核防条約のことをもちろん触れられました。
○森元治郎君 新聞の報道、すなわちきのうの衆議院の委員会でもお聞きになった記者の方の感触いまはやりことばの感触でいくと、これは取引の具にはするつもりはないかもしらぬが、インドや西ドイツのキージンガーの来訪、話を聞く、意見交換もする。アメリカへ行ってアメリカの話も聞く。
○曽祢委員 もう一点伺いたいのは、これからの外交日程に関連して、キージンガー西ドイツ首相並びにインドのガンジー首相が来られる。
情報の伝えるところによると、ドイツのキージンガー首相が、今夕ラジオ放送を通じまして、何か重大な意見の発表をするというようなことがいわれておりますが、どういうことに相なりますか。ただいまのところではそういうことで、私どもはこの通貨問題の動きを注視しておるということでございます。
また、ドゴール大統領も特に葬儀に参列し、あるいはキージンガー、ドイツの総理大臣も行かれる。相当な国々の相当な方々も行かれると思いますが、それらの方々と私的に会談され、この機会に交歓されるということも、私はきわめて自然な姿であると思います。
それから、五月十七日から予定されておりますが、西独のキージンガー総理が公賓として来日いたしまして、二十一日まで滞在いたします。それから、同じく五月の二十七日からは、万博関係の政府代表者会議が京都で行なわれます。これが大体五月一ぱいかかります。それから六月に入りますと、これは私がアメリカへ参りますのは別といたしまして、六月九日からは、やはり日本におきましてASPACの第四回閣僚会議がございます。
たとえば西独のキージンガー内閣におきましても、七二年までの五カ年計画におきまして、交通対策といたしまして総合輸送促進という項が重要施策としてあげられております。そうしてこれがやはり西ドイツの経済の回復の一つのかぎになるだろうという観測さえせられておる面が相当ございますので、こういうこともあわせ思いますと、私はやはり日本の運輸行政はその面から積極的な施策が特に望ましい、こう思います。
これは西ドイツのキージンガー内閣のもとで財政再建四カ年計画、これが社会保障のほうにうんとしわ寄せをしているそのまねをやっていると思うのです。西ドイツの予算の中に占める社会保障費の割合は三〇%じゃないですか。日本では一四・五%でしょう、四十二年度。まで西ドイツの半分以下なんですよ、社会保障費の予算の中に占める比率は。
そこで、キージンガー内閣では、軒並みに社会保障の料金を上げています。交付年金なんか切り下げている。それから、児童年金なんかもこれを切り下げています。そのかわり、防衛費は九十億マルク削っていますよ。日本は防衛費は四百十一億ふやしているんでしょう。逆じゃありませんか。四百十一億の防衛費があれば、この特別会計の三十三億なんか簡単に浮くじゃありませんか。
ことにキージンガー内閣になってから政策の大転換を行なっておる。それまではベルギー、オランダ、フランスなんというものが西欧側からいうと中国貿易の主柱であった。それをずっと抜いて、昨年の暮れに至ってトップに躍進をした。これには西独のグラント外務大臣などの考え方もやはり出ておるようであります。
日本はそれよりも七十億ドル増加いたしました千三百三十億ドルくらいでございますから、日本を代表する佐藤榮作さんも交渉する際に、ドイツを代表するキージンガーとか、あるいは英国を代表するウィルソンとか、あるいはフランスを代表するドゴール等とかいう方にはコンプレックスを感じないで堂々と対処できる。日本人種というものは劣等の人種ではないのである。これは何も作藤榮作さんではない。
御承知のとおり、西独におきましては、財政のいわゆる硬直化の結果、一九六六年の連邦予算が編成難におちいりまして、ついにエアハルトの退陣とか、キージンガー政権への移行というようなことになったわけで、その余波がドイツ経済の慢性的不況を招来いたしまして、一時は西独の奇跡というようなことを言われた繁栄はあとかたもなく消えてしまいまして、当時の話では、明春——ただいまのことでございますが、明春までは上昇の見込みが
すなわち、この問題については先ほど来述べられたそうでありますから、私は簡潔に要点だけ申し上げますが、キージンガー内閣は、一九七一年までの四年間に、予算の一割、三百億マルク、日本円にして二兆七千億円の歳出削減を断行し、同時に公債依存からの脱却を実行したのであります。周知のように、今日、西ドイツの手持ち外貨は六十七億七千万ドル、金保有高は四十二億九千二百万ドル、輸出は日本の倍額であります。